その211 キルトログ、種族専用装備を集める(1) 以前、ジュノにゴブリンの店があることを紹介したが、彼らはいろいろと、彼らならではの風変わりな商売をしている。種族専用装備はその一つである。魔法の型紙というのを手に入れてくれば、種族ごとに異なる防具を作ってくれるのだ。 種族専用装備はそれぞれ、胴、両手、両足、両脚の4パーツで構成される。従って一式を揃えるには、魔法の型紙が4枚必要である。すべてのパーツを装着すると、各部が統一された基調でデザインされているのが判るだろう。タルタルにはタルタルの、ミスラにはミスラの種族専用装備があり、種族ごとにデザイン・コンセプトは異なる。ヒュームとエルヴァーンにいたっては男女別である。もちろんガルカの種族専用装備もあり、四箇所のうちどのパーツであれ、他の種族――あるいは性別――の者が身につけることは出来ない。 聞けば、魔法の型紙というのは、一度に一枚しか持てない特別なものだという。だから何処から手に入れてくるにせよ、ジュノと4度は往復しなくてはならない。面倒な話だが、その価値はあるというものだ。 私は少し調べものをして、型紙の入手方法について学んだ。以下がその成果である。
これなら楽に入手できそうだが、どっこい、条件はまだ続く。
例えば、シャクラミの地下迷宮で型紙の取れる週は、オルデール鍾乳洞に出かけても無駄ということだ。オルデールで取ろうとするなら、翌週まで待たなくてはならない。 さて最後の条件である。以下が付け加わることによって、種族専用装備の探索は、ぐんと面倒なものになっているのだ。
一週間で交代する要素は二つある。装備の出現場所と、対応する種族である。つまりそれぞれが対応して、以下のようなサイクルを形づくっているのだ。
出現場所には安全度の優劣がある。三つの迷宮のうち、オルデールは比較的やさしいが、シャクラミはやや難しく、グスゲンは可能なら避けたい。こういう差が出てくるのは、まず宝箱を見つける前に、鍵を入手しなくてはならないからだ。迷宮によって、宝箱の鍵を持っているモンスターの種類は限られている(迷宮内の敵ならどれでもランダムに落とすわけではない)。従って、当該する敵が同程度の強さであっても、倒しやすいかどうかで難易度に差が出てくる。入り口や出口に近い位置におり、誘い出すのが楽な敵と、最深部で仲間に囲まれていて、リンクしやすい敵では、扱い方が違ってきて当然だ。 迷宮の難易度を考慮すれば、ガルカ・オルデールという組み合わせが最も望ましい。しかしこのチャンスは、24週に一度しか回ってこない。事情があって逃すと、次の機会をえんえん待たなくてはならないのだ(注3)。 仕立て屋のゴブリンに尋ねたら、現在どの迷宮で、どの種族の型紙が取れるかを教えてくれる。そこから計算してみた。何と、ガルカの型紙がオルデールに出現するのは、わずか数日後ではないか。
私はLeeshaに協力して貰って、ジュノからサンドリアに移り、宿を取った。翌々日は早く起き出して、オルデールへ宝箱を探しに行く予定である。 注1 ヴァナ・ディールの一週間は8日あり、1日は現実世界の1時間にあたります。 注2 タルタル男とタルタル女は、サイクル上では別になっていますが、種族専用装備のデザインは変わりません。 注3 注1より、ゲーム上は一週間ですが、実際は8時間ごとにサイクルが入れ替わります。一番やさしいとされるオルデールで種族専用装備が取れるサイクルは、ゲーム上で24週ごと(実時間では8日周期)です。これが学校や会社などの時間に重なるケースは充分起こり得ます。 (03.12.17) |
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